医療クリニックのデメリット

全身脱毛だと費用が高額になりがち

美容皮膚科や美容外科クリニックといった医療機関で受けられるレーザー脱毛は、半永久的にムダ毛が生えなくなる永久脱毛で肌へのダメージも比較的少ないという魅力があります。レーザーで全身脱毛をすればムダ毛の悩みやコンプレックスを解消することが可能です。ただレーザーでの全身脱毛はメリットばかりではなく、デメリットもあるのでその点は事前に確認しておく必要があります。

医療機関での施術は健康保険が適用されるものもありますが、レーザー脱毛は自由診療となり施術費用は全額自己負担となります。価格は各クリニックによって異なるものの、全身脱毛となると施術が終わるまでに約30万円から50万円ほどの金額がかかるでしょう。

ムダ毛の処理に数十万円の費用がかかるというのは、金銭面を考えるとデメリットと感じる人も多いかもしれません。ただ永久脱毛の効果があるレーザー脱毛ですので、施術が終わったらカミソリなどで自己処理しなくてもムダ毛が目立たない状態をずっとキープできます。長年にわたりムダ毛を自己処理し続けることを考えると、初期投資は高額になりますがレーザーで全身脱毛を受けておくことは長い目で見るとお得になるのではないでしょうか。

脱毛マシンによっては日焼けをしていると施術NGとなる

導入されている脱毛マシンはクリニックによって異なりますが、脱毛マシンの種類によっては日焼けをしていると施術が受けられないというのも、医療機関で全身脱毛を行う時に考慮しておきたいポイントです。 クリニックでの脱毛はレーザー脱毛が主流で、黒い色に反応するレーザーが出る脱毛マシンを使い施術を行います。一般的な脱毛マシンは、毛根部分にあるメラニン色素にレーザーの熱エネルギーを集め、毛根部分の温度を約250℃にまで上げて毛根組織自体を破壊することで、脱毛の効果を発揮します。 日焼けをしていると肌細胞にメラニンが多くある状態なので、レーザーを照射すると肌細胞にあるメラニンに反応し火傷をするリスクが高まります。ですので多くのクリニックでは、日焼けをしていると脱毛NGです。日ごろから紫外線対策をしていないという人の場合、レーザーでの全身脱毛を受けられない可能性もあります。 ただ近年は脱毛マシンも新しいタイプが登場しており、毛根組織を壊すのではなくバルジ領域にダメージを与えてムダ毛を処理するタイプのマシンであれば、日焼けをしている肌でも問題なく施術が受けられます。日焼けをしているけれどクリニックで全身脱毛が受けたいという場合は、このタイプの脱毛マシンを導入している医療機関を選ぶと良いでしょう。